2008年12月31日 (水)
2008年12月26日 (金)
【ナイスな一言】「フッキングだけやって下さい!」
中学・高校は野球部、大学はスポーツ同好会という、言ってみれば体育会系の私。損保会社(日産火災、現損保ジャパン)に入社してからはラグビー部に入り、33~34才位までプレーをしていた。ポジションはFW一列目のフッカー。
あれはキャプテンをつとめていた春の損保リーグ、対千代田火災(現あいおい損保)戦でのこと。
当時の損保リーグは、早慶等の体育会出身者を揃える安田火災と東京海上が1位・2位を争っていて、「若干の体育会出身者と、(私のような)体育会系社員」でチームを組んでいた当社は、必死で3位の座を死守しているという状況。
そんな中での対千代田火災戦。相手も、ここ数年体育会出身者を採用し3位の座を狙っているという情報を得たので、試合前日には「驕る千代田を叩き潰せ!」なんて檄文を各選手にFAXしながら当日を迎えた。
試合は案の定、五分と五分の戦い。後半、8対4でリードしながらも残り15分あたりからは自陣ゴール前に釘付けの状態。ここでトライを取られれば逆転されるという中、「千代田ボールのスクラム」「当社タックル」、また、「千代田ボールのスクラム」の連続。
なんとかその攻防をしのぎハーフウェイーライン近くまで戻したのだが、その際のラックで右足を痛めてしばし立てず。
レフリーの笛に後輩Kが飛んできて、
K「どうしました?」
私「右足、痛えよ!」
K「あと少しです。フッキングだけやって下さい!」
考えてみれば、フッキングするその右足が痛いのだけれど、人間、こういう時に「○○だけやってくれればいい」と言われると気が楽になるもの。
私「おぅ、わかった!」
試合はそのままノーサイドを迎え、8対4で勝利。厳しい試合を勝利し3位の座を死守。試合後のビールのなんと旨かったことか!
しかしながら、痛めた右首は象の足のように腫れあがり、翌日は革靴も履けず。「かなりひどい捻挫だなぁ~」と思いながら右足はサンダルで出社。
昼休み。日頃、頚椎捻挫などでお世話になっていたN整形外科へ。
いつもなら「レントゲンの結果は3日後になるから」と言われていたのだが、その日は、「すぐわかるから待っていて・・・」とのこと。
「おや~」と思っていたら、
N先生「あぁ~、これ完全に骨折してるわ」
という事で、以降1ヶ月、ギブス通勤を余儀なくされたのでありました!
2008年12月 9日 (火)
【BOOK】国家と人生/佐藤優VS竹村健一(角川文庫)
佐藤優氏の肩書きは、「作家・起訴休職外務事務官」。外務省というイメージとは程遠い風貌が印象的。上告中の身で執筆した「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」「自壊する帝国」がいろいろな賞を受賞している。
一方、竹村健一氏は、言うまでもなくテレビ・ラジオ等で活躍されている論客。
佐藤氏の著作がかなり評価されているので、「自壊する帝国でも読んでみるかな~」と思っていた矢先にこの対談書を見つけた。「この対談の組合せ、買って損はなさそうだな」と期待し購入。
読み終えてみても、タイトル「国家と人生」サブタイトル「寛容と多元主義が世界を変える」はどこかしっくりこないけれど、裏表紙に、「知の巨人」佐藤氏と「メディア界の長老」竹村氏による知的興奮に満ちた白熱のインテリジェンス対談書とあるとおり、沖縄・ロシア・憲法・・・読書法・・・多岐にわたるお二人の洞察が読む者の知的好奇心をゆさぶってくれる。
この本は「買い」ですよ!
2008年12月 8日 (月)
【BOOK】経営学/小倉昌男(筑摩書房)
本書は、ヤマト運輸の元社長である小倉昌男氏が書き下ろしたもの。
以前、監督官庁である運輸省の行政に対し果敢にやりあっている新聞記事を読み、「気骨のある人だなぁ~」と思っていたが、先日買った雑誌「10年後 あなたの本棚に残るビジネス書100(神田昌典+勝間和代)」に本書が紹介されていたので、「なるほど!」ということで購入。
冒頭のプロロ-グよりまず引き込まれる。
同社にとって百貨店の三越は、創業者である実父が三越の前身である三越呉服店と配送契約を締結以来、最大の顧客。しかしながら、昭和47年に就任した三越岡田社長の出入り業者に対する数々の理不尽な扱いに許すことができず、「パートナーとして一緒に仕事をするのは、もはやまっぴら」とし、昭和54年2月末をもって配送契約の解除を申し入れる。
プロロ-グでは、同年3月1日の夜、白金の八芳園で行われた「同社三越出張所の解散式」の様子が記されている。普通であればどこか寂しい集まりになるはずが、参加した社員の表情はいずれも明るく、会話も弾んでいたとのこと。
「同年1月創業者逝去」「正義を貫いた社長のスタンス」「宅急便というニュービジネンのスタート」。想像するに、当日は「すがすがしさ&チャレンジ」の空気に満ちた一夜であったのであろう。
圧巻は第8章「ダントツ三ヵ年計画、そして行政との戦い」
平成元年当時、トラック輸送事業は「道路運送法」という法律で規制されており、事業者の営業区域は「路線免許」を申請し、認可を得る必要があった。
しかしながら、認可は運輸省担当者の恣意的な判断に任されていたのが実態で、同社が申請した「仙台-青森間の路線免許延長の申請に関しても、申請書類は棚ざらしになっていたらしい。
そこで同社は、運輸大臣を相手取り「不作為の違法確認の訴え」を起こしたのである。要は、監督官庁を相手に行政訴訟に打って出たという訳。
「民間企業は、無用な規制に安易に屈してはならない」というスタンスを、体を張って示した行動には思わず拍手したい気持ちで読んだ!
読みやすい
本書は、第1章「宅急便前史」から第15章「経営リーダー10の条件」までて構成されているが、各章のはじめには、必ずその章のポイントが述べられており、それが、この本を読みやすくしているし、また、著者の謙虚さを物語っている。






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