【Book】小説 金融庁/江上剛(講談社文庫)
サラリーマン時代の後輩F君より、「面白いですよ!」と言われて買ってみたのがこの本。
実際にあったUFJ銀行の金融庁に対する検査忌避を題材にしていて、主人公の松嶋哲夫は、まじめで公正な金融庁検査官。哲夫の弟/直哉は、検査の対象となる大東五輪銀行の広報グループ次長という設定。
私自身、「日産火災入社」→「安田火災と合併」→「損害保険ジャパン」という経緯をたどり、「大蔵省検査」「金融庁検査」「合併」を経験したことがあるだけに、話の内容が身近に感じられぐいぐい引き込まれ、・・・ある時は大蔵省担当の役員の顔を思い浮かべながら・・・、またあるときは上司・同期の顔を思い出しながら・・・三日間で読み終えてしまった。
昭和53年入社の同期30数名も今やてんてんばらばら。「合併以前に退職した者」「損害保険ジャパンに残っている者」「関連会社に出向・転籍している者」「(私のように)合併後に退職した者」・・・そう言えば後輩の中には、この本の主人公のように金融庁の検査官になったものもいる。まぁ、私のような展開は異色中の異色なんですけれども・・・。
「みんな元気にしているかなぁ~」なんて思い出しながら、「さぁ、今度の日曜日は確定申告をやっつけなければ!」と思う今日この頃です。


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